DATA DOWNLOAD & INFORMATION

ハンドメイド・プロジェクトver.3の世界へ、Welcome !
ここでは書籍掲載の製作物をご紹介するとともに、みなさんの製作をサポートする原寸図面を提供しています。
いずれはバグ情報も掲載予定です(予定だけで終わればいいけど‥‥無理だろうな)。

各製作記事について、写真を3点、図面を3点用意しました。リンクをクリックすれば別画面で開きます。ダウンロードはご自由に。

写真
  機材外観は、見出しの小さな写真をクリックすれば大きな絵が出てきます。
  基板とケース内部は各リンクのクリックで見えます。細部が見えるように、少し大きな写真にしてあります。

基板パターン、パネルグラフィック、ケース加工図
  すべて300dpiのJPEGですから、画像ソフト等に取り込めば原寸でプリントアウト可能です。
  プリントアウト時には、余白の設定を10ミリ以上にするようお薦めします。
  ケース加工図は線が細いので、ブラウザではかすれてしまいますが、拡大すれば見えます。印刷もされます。

*これらの写真や図面類は個人の製作のためなら、まったくご自由にお使いいただけます。個人使用以外の商用利用等は固くお断りします。また、無断での転載、無断でのリンクもお断りします。個人使用以外のご利用をご希望の方は、事前にメールでご相談ください。なるべくご希望に沿うようにいたします。


章の製作物
Foxey Lady

32ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
FY-2

37ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
Honey Fuzz

40ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
FM-2

46ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
TREBLER

49ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
Basser

53ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
猫の手1号

58ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
SuperEdge2

61ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
Super
Kowloon


65ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
PeakSpeak

70ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真


章の製作物
9V130mA電源

76ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真


章の製作物
UZI

94ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
Dr.9!pico

100ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
Bassballs II

106ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
FET
Phaser


111ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
VoiceFuzz
Adapter


117ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
Super
SoundBox


126ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
Xxciter

136ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真


章の製作物
SlowBear

143ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
FAST GEAR

149ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
Toremolo

154ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
OPTICAL
Phaser


160ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
OPTICAL Phaser
増設基板


166ページ
基板パターン
原寸


章の製作物
Reverse
DI


170ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
LineLevel
Adjuster


175ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
MicMixer

179ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
MicHead
AMP


184ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真
MicHead AMP
電源


192ページ
基板パターン
原寸
パネルグラフィック
原寸
ケース加工図
原寸
基板写真
内部写真



書名と入手法

この本の正しい書名は「サウンド・クリエーターのためのエフェクタ製作講座」です。「ハンドメイド・プロジェクトver.3」はサブタイトル。
版元は「洋泉社」。私の電気実用講座と同じ出版社です。
価格は、税込み3150円。ちょっと高い本でした。しかし紙の本が売れない現状では、これでも版元さんが精一杯安くしてくれた値段なのです。なお、本文ページが全部1色で、カラーページを付けなかったのは、少しでも安くしたい私の意向です。表紙も1色でいいと言ったのですが、やはり見栄えのこともあり、版元さんが2色にしてくれました。

CD-R版をご希望の方は下のアイコンで珍品堂の階段下にできた購買部に飛んで下さい。

ずーっと以前に出したHMP1&2もCD-R版で頒布中です。権利関係の絡みがあり、他人に任せられないので私自身が頒布しています。いわば旧版で、HMP3とは製作物が違う(2機種が重複)だけで、パーツの知識や工作の方法などのセミナー部分は実質的に同じです。


(この項、2017年08月 改)

パイロット版の再掲載 & 番外地2丁目、3丁目、地下工房、日々是好日、その他WEB版製作記事

なんらかの理由で紙の本に掲載できない製作物の記事です。もちろん閲覧・コピー製作は無料。
理由といっても動作不安定とかではなく、石やパーツがディスコンだったり入手困難だったり、将来的な流通が保証されなかったり、あるいは私の気分。
完璧丸コピーなら完全に動くことは保証します。ただしあくまで「ネットの記事」ですから、製作をフォローする気は皆目ありません。
自己責任で作ってください。よろしく!

HMP3の発刊に先立って、2011年7月に「もうちょっと待ってね&内容見本」の意味でパイロット版を発表しました。ここに再掲載します。
内容は製作記事2本で、紙の本とは別メニューです。まだご覧になっていない方はどうぞ。こちらはフルカラーですが、紙のHMP3はモノクロです。(CD-R版にはカラーも入っています)

新しい番外地が開拓されました。番外地2丁目。ここは凶器の解放区。誰がどう使うのかは考えず、私が好き勝手に作った機材を紹介します。
ただし製作記事ではないので丸コピーはできません。使えそうな部分だけパクってください。楽しんでね。(2012年3月20日)
次の新開地にお連れしましょう。文教地区とでもいいますか、私にしては至極まっとうなエフェクタを作りました。
ディスコン石さえ手に入れば、そのまま製作可能です。丸コピーでも、ケースを変えてコピーでも、ご自由に。(2012年4月10日)
番外地のスラム化が始まりました。巨大な箱モノを建てたはいいけど、管理しきれない自治体。まさに無駄な行政。
箱モノは放置して道の駅を作る無計画、みたいな製作物ですが、これはコピー可能。まあ見てください。(2012年5月11日)
災難は忘れたころにやって来る。2番地の騒ぎから2年、昔々のICが手に入った喜びに我を忘れ、新たな構造物が出現しました。
ver.4へのツナギになるか?定かではありませんが、作っちゃたからしょうがない。ディスコン石なので3丁目ということでよろしく。
まだある流通在庫を手に入れて、コピーされるのもまた一興。とりあえず見てやってください。(2014年7月26日)
番外地の荒廃は目を覆うばかり。人々は地下に住処を求めた。地上でもマトモじゃないんだから、地下ならなおさら。
正常な判断力を奪われた人々は、触れてはならぬ機材に手を染め始めた。
多分何の役にも立たないだろうけど、製作レポート?です。(2015年04月17日)
役に立たないところに魅力がある! 誰もやらないだろうから。
常識・定説、くそくらえ。結果が気に入ればそれで良い。
でも、もしかすると誰かの役に立つかもしれない、と思えてきたから不思議。(2015年07月07日)
地上も地下も荒れ果てて、自然と心は風流に……なるわけない。
歌舞いた性根はそのままに、次なる悪戯にのめり込むのでした。
我ながら懲りないねぇ。(2015年10月29日)
懲りない人生第2弾。
季節の移ろい感じることもなく、内なる風流の発露です。
そろそろ番外地4丁目も作りたいな。(2015年11月05日)
久々に発表するエフェクタ、コンプファズです。
ヘンな回路で、作らなくても楽しめる歴史的逸品。まあ読んでみて。
やっとエフェクタを作ったと思ったらパワーアンプに逆戻り。
往くも地獄、戻るも地獄なら、その日その日の風で向きを決めよう。
とりあえずアンプシリーズはおしまい。でもアイコンは4日目まで作ってあるから……(2016年01月17日)
アイコン1個、とっておいてよかった。
あとで足りなくなるのがわかっていたら、先に用意しておくのが利口なやり方。
先細りとわかりながら無為徒食してた年金政策とは違うところを見せよう。2Wayデバイダです。(2016年04月06日)
4日で終わるはずの日々是好日、何故か5日目に突入。悪戦苦闘の結果、余計な復讐戦にも手を出すことに。
秋月の通販で、とあるICをみつけたのが間違いの始まり。いくら安いからって、見過ごす手だってあったはず。
買ったからにはナニが何でも有効活用。「モノを大切に」なのか、ただの貧乏根性か。良い子は真似しましょう。(2016年07月08日&8月29日)

キットを組むのは何年ぶりだろう。言われた通りに作ればちゃんと動くキットはダラけた思考能力に最適
……、なんてことはなかった。おい、この定数はなんだ? ギャッ、電源ラインがアースに! 等々、
最初から自分で作ったほうがはるかにラクな中国製キット。そこそこマジな測定器に仕上げる第1弾です。(2017年02月08日)
電源と周辺回路を作ってみる。作るうちに妄想が現実となり、思いもよらぬ規模に。
題して「青雲の野望編」。まさかこうなるとは……いや、実は予感しておりました。
もはや300円かどうかは話題にもならない結末の一歩前まで。見てやってください。(2017年04月16日)
その結末がこれ。少なくともパネルだけは美しいと思ってます。
私のレベルなら性能面でも不足なし。超精密調整なんかしないからね。
思い残すのは配線の汚さ。これを解決するには最初から作り直さないと。ん?(2017年04月28日)
で、本当にやり直してしまったのが8038OSC。KITの基板など放逐し、全編新作(でもない)。
周波数カウンタKITは小細工を弄して表示部を分離。納得が行く実装になった。
多分これでファンクションジェネレータは最後。宿題はあるけどね。(2017年07月12日)
夏休みの宿題、小学校6年間で予定通り終わったのは一度だけ。初めて徹夜したのも8月31日。ありゃイジメだよな。
周波数カウンタの宿題は、自由研究にしてはまずまず。楽しかったし期待通りに動いたし。
白状すると、私が白紙から設計した測定器第一号でもあります。皆さんコピーしてください。(2017年08月07日)
機材を作ってうまく動かなければ納得行くまで作り直す。私には晩御飯より大切な最優先課題になる。
たかが三端子レギュレータからノイズまみれの出力が……なんじゃこりゃ〜。こういうときは初心に帰ろう。
それで作ったのが、実験用正負可変電圧電源。まだトラッキングは手動。でも充分使えます。(2018年04月22日)
晩御飯より大切な最優先課題が終わったわけではなかった。やっぱトラッキングしないとなぁ、、。
このまま終われば虎の子の高価ケースも無駄になるし。ちょっと本気出そうかねぇ、の結果です。
ヘビの足も復活。黎明の啓示から現出した新回路と、私流ツェナの使い方を書いてみた。(2018年05月19日)

現時点(2011年10月時点)での反省など

書きすぎました。自分の原稿を校正していて、「このライター、アホとちゃうか」と思うくらい文字量が多い。全部読んでもらえるかどうか不安です。

レイアウトが今風ではない。これも私が決めたことです。本文の文字詰め、12級の1歯ツメというのは昔の標準でした。ところが現在、こんなゴチャっとした字詰めは流行りません。今はパラパラした字詰めが普通のようですから、若い人には読みにくいかなー、老眼だとつらいだろうなー、なんて思っています。

写真に収差が顕著で、ピントもイマイチ決まっていない。コンパクトデジカメしかないので、接写するとピントがわからず、オモチャのようなレンズのために収差が出て直線が曲がる。まだフィルムカメラに未練があり、一眼レフのデジカメを買う気にはなれません。つまり、当分は「反省」を活かせないでしょう。

使ったCADが古すぎた。すべての図面は、聖徳太子が「これは古すぎる」と言いそうなCANDY7で描きました。汎用CADで、私には使いやすいのですが、ファイル出力が事実上BMPでしかできません。それもソフトが決めた指定サイズのみで、バグを利用しても2倍のサイズまで。出版物には不向きと痛感しました。安くて軽くて大きな図面も描けるCADはないものでしょうか?

そしてなにより、DTPは初めてだった! これは大きいです。印刷所に送る原稿はすべてファイル。紙はいっさいありません。写真・図版ファイルの形式は決まっていて、一般的なGIFやJPGではダメ。まして私がもっとも合理的と考えるPNGなど論外。デカくて256色のEPSだけでした(tiffの256色版。印刷業界はAbodeの独占体制だもんなぁ)。製版もまったく違うらしく、昔の勘は役に立ちません。こんなことなら事前に製版所・印刷所を見学させてもらって、勉強しておくべきでした。

以上、これらは言い訳ではありません。反省であり改善点です。生きていると勉強になります。仕事をすれば新たな発見があります。次に何か本を作るときには、もっとラクになり、さらに内容に集中できるかもしれません。でも、「ver.4はいつ出るの?」だけは、しばらく許してください。


2011年10月26日 記 大塚 明