ハンドメイドプロジェクト(ver.1)の発売は1984年8月、ver.2は1993年3月でした。
この2冊には、重複を除いて合計51の製作記事が載っています。プリント基板を使わない簡単な製作から、一瞬引くような大物まで、どれも私自身が作って試した、正しく作れば「完動保証付き」の機材です。
古い本は紙屑になるべきなのですが、この2冊にはまだ熱心な読者がいらっしゃると聞き、pdf化した全ページをCD-Rに焼いて復刻しました。どうぞご活用ください。

■CD-Rの使い方■

CD-Rを開くと index.htm があります。これを実行してください。ページ内のリンクで必要なデータを読み出せます。

■CD-Rの内容■

2冊それぞれに「ブラウザ閲覧用」と「印刷用」のファイルがあり、同時に開くことも可能です。
各製作でプリント基板のデータがあるものは、pdfファイルとは別に原寸のgifファイルを用意しました。これを取り込んで印刷すれば基板製作が容易になります。
このほか、判明しているバグの情報、2冊の本についての短い昔話が入っています(これは読み飛ばしてくださいね)。

余計なことですが、頒布するCD-Rのジャケットは佐原輝夫さんが描いてくれた「花のサンフランシスコ」。雑誌記事からのスキャンです。電車の中のカップルが気になります。
ジャケットの内側は、同じく佐原さんによるイラスト。昔、中学生対象の雑誌でアナログシンセのセミナ(通称:ニャンセサイザー)を書いていたときのトビラ絵。中央のネコはユラノスケという名前です。

■本の内容■

★製作テクニック
本の製作物を作るのに必要な最小限の(といってもかなり多いです)知識・手法を書いています。
パーツの知識、基板作り、ケース加工など、一応は網羅しているはずです。
★製作記事
初心者の方にも挑戦していただけるよう、なるべく丁寧に書いたつもりです。
各記事には回路図のほか、基板プリントパターン、基板上パーツレイアウト、ケース内結線図を載せています(一部例外あり)。
ver.2には「骨董不可思議えれき箱」が雑誌連載当時のままの体裁で収録されています。
★電気街マップ
アナログ全盛、自作全盛のころの秋葉原・日本橋のマップ。もはや実用記事ではありません。
若い皆様へ、昔はこんなにパーツ屋があったんですよ。若くない皆様へ、黄昏の哀愁にくれましょう。

■CD-Rの入手方法■

以前はこのページでお申し込み方法などを書いていたのですが、
珍品堂購買部が階段下に開店し、そこで通販を申し受けることになりました。
左のアイコンで飛んでください。(この項 2017年08月01日 記)


★//バグ情報//★

ディスク中で発表した以外に、新たなバグが発見されました。教えてくれた九州のKさん、ありがとう。

●HMP2 p55 内蔵型バッファ 結線図で極性等の間違いがあります。 訂正版

このバッファは多くの人にコピーされ、試用(実用も)レポート等をいただいています。みなさん間違いを見破っちゃったんでしょうね。三流ライターは常に読者に助けられています。この他にもバグがあったら教えてくださいね。

この項、2010年2月25日記
以上のほか、複数の方からバグ報告をいただいています。いろいろ多忙で確認作業が間に合わなく、発表できないでいます。少々お待ちください。なお、ご報告は、直接「掲示板」に書いていただいても構いません。そのほうがずっと速いでしょう。ま、ひとつよろしく。
この項、2010年3月21日記

2017年08月01日記

珍品堂主人代理 大塚 明


★このページ、紙のHMP3、CD-RのHMP3、その他モロモロについてのご意見、野次、ご質問等何でもメールでおうかがいします。なるべく返事を書きます。
2017年08月07日 記

このページ全体の著作権を放棄しません。転載・引用・再掲載等をご希望のかたは事前に文書での許可を得てください。