Fede Speranza e Carita |
01 Fede. Speranza. Carita' 02 Il Prete E il Peccatore 03 C'e' Chi Non Ha 04 Sinfonia Per un Re 05 Sfogo |
Allmusicのバイオグラフィーによれば、Matia BazarはプログレバンドJetの燃えかす(ash)から生まれた、という。プログレから普及版ロックへの転向は珍しいことではなく、ある日「これでは将来が危うい《とハッと気付いて改心するのは、どの国でも同じ。Jetの場合、2枚目のアルバムが出る直前だったとか。 イタリア語のWikipediaによれば、Matia BazarのボーカルAntonella Ruggieroは、Jetのメンバーとしてクレジットはされていないが、事実上しっかり参加していた(と読める)。それなら、このCD、ぜひとも聴かなくちゃ。で買いました。高かった。 1曲目の最初に効果音が入る、定型パターンのデビューアルバム。う~ん、この時期のプログレバンドとしては世界平均?。楽譜は読めそうだしテクはそこそこ。訴えるものがわからない。日本でCD化の際、コピーライターも困ったのか、帯の謳い文句の約半分はジャケの構造。 して、Antonellaはどこ? 多分、2曲目のバックコーラスと5曲目のスキャットだろうな。これ、研究者でなければ買う意味ないでしょう。 Jetはこのアルバムの他に、シングルを6枚出しているようです。 |
Piero Cassano (key) Aldo Stellita (b,vo) Carlo "Bimbo" Marrale (gt,vo) Renzo Cochis(ds) [P] Piero Palmeiri |
Matia Bazar 1 |
01 Per Un'Ora D'Amore 02 Cavallo Bianco 03 Ma Che Giornata Strana 04 Blue 05 Un Domani Sempre Pieno Di Te 06 Stasera Che Sera 07 Suffering From Memories 08 Limericks 09 Io, Matia 10 Gente D'Ogni Et`a |
Jetからdsのレンゾが去り、代わりに友達バンドのMuseo Rosenbachからジャンカルロが入って、この際、アントネッラも正式メンバーにして、1975年に結成されたのがMaita Bazar。アントネッラがいなければ、このバンドはここで終わりだったろう。ジャニスがいないチープスリルだ。 しかしバンドは、それに気付いていないように思える。Jetの時代からkeyのピエロとbのアルドの双頭バンドで、メインボーカルはカルロだった。まさに宝の持ち腐れ。誰か教えてやればいいのに、とプロデューサーを見たら、サルバトーレはアルドの兄弟か何かかな。ファミリー的現状維持モード。これでは大きな変革は望めない。 内容的には、、、プログレの狭い世界から歌謡曲の広野に放り出されて、どっちに行ったらいいのか、何をすれば受けるのか、迷いながら試している印象。Stasera Che Seraはヒットしたが、路線確立までには至っていない。なまじテクがあるだけ可能性が大きすぎる。 とはいえ、このアルバムは、まずまず買いです。 |
Piero Cassano (key,vo) Aldo Stellita (b) Carlo "Bimbo" Marrale (gt,vo) Giancarlo Golzi (ds) Antonella Ruggiero (vo) [P] Salvatore Stellita |
L'Oro Dei Matia Bazar - Solo Tu |
01 Solo Tu 02 Che Male Fa 03 Per Un'Ora D'Amore 04 Un Domani Sempre Pieno Di Te 05 Stasera Che Sera 06 Ma Perchè? 07 Per Un Minuto E Poi 08 Cavallo Bianco 09 Gente D'Ogni Età |
これはコンピアルバムで本来は無視する板。でも唯一の未CD化であり、内容上明のまま探している人も多いみたいなので、ここで扱うことにした。 LPでのみ発売されたMatia Bazarの最初のコンピレーション。Solo Tuをシングルから持ってきて、その他の曲はMatia Bazar1とGran Bazarに入っているから、あえて探すこともないだろう。Solo Tuはアルバム未収録だが、数あるコンピCDのどれかに入っているはず(無責任だな)。 同じ曲を別のアルバムに入れて、しかも1年も間隔をあけずに売るなど、律儀な日本では考えられない(いや、前川清ニューベストなんか全部そうだな)。ラテン系だから、まあいいか。 |
Piero Cassano (key,vo) Aldo Stellita (b) Carlo "Bimbo" Marrale (gt,vo) Giancarlo Golzi (ds) Antonella Ruggiero (vo) [P] Salvatore Stellita |
Gran Bazar |
01 Gran Bazar (Live) 02 Yesterday (Live) 03 Noi... (Live) 04 Che Male Fa 05 Per Un Minuto E Poi... 06 Se 07 La Strada Del Perdono 08 Ma Perch`e |
この時期のMatia Bazarはライブのバンドだった証拠。前半のライブ録音は秀逸。なんだ、やればできるじゃん、と紊得するし、プログレが身に染み付いているのもわかる。 ただ、アントネッラがこれだけ歌ってるのに、どうしてセカンドVoのままにしておいたのか、プロデューサーに訊いてみたい。 後半のスタジオ録音トラックも、勢いを引き継いでか、前作よりスジが通ってまとまっている。そう、音楽は考え込んだり眉間に筋を立てるものではなく、もっと自由に楽しまなきゃ。 ライブとスタジオ録音の混在という、あまり好まれないスタイルだからか、世に出回っている数は比較的少ないようだ(だから少し高い)。バカ高くなければ絶対に買い。搊はしません。 |
Piero Cassano (key,vo) Aldo Stellita (b) Carlo "Bimbo" Marrale (gt,vo) Giancarlo Golzi (ds) Antonella Ruggiero (vo)
[P] Salvatore Stellita |
Semplicita |
01 Tu Semplicita 02 Soli... A Volte Insieme 03 Accipicchia Che Nostalgia 04 Pero Che Bello 05 È Così 06 Playboy 07 Ancora un Po' Di Te 08 Guarda un Po' 09 È Magia 10 Occhi Grandi Come il Mare |
4年間の間違いの始まり、と言ったら言い過ぎか。このアルバムでは、まだ前作Garn Bazarの雰囲気が残っていて、Tu Semplicitaのヒットにも恵まれた。じゃあバンドの方向性は確立できたかというと、困ったことに1枚目より混沌としている。いや、混沌よりひどいかも。強引に俗受け路線に引きずり込まれつつあるように感じる。 理由はわからないが、このアルバムからプロデューサーが換わり、Paolo Cattaneoという人になった。老練な大物バンドならプロデューサーなど使い走りだけれど、若いバンドで、しかもあまり売れていなければ、プロデューサーはヘッドコーチのようなもの。言うことを聞かないとアルバム制作も難しくなる。 このアルバムから始まる低迷の時代は、カッタネオ氏のセンスを音楽の中心に据えた結果だろう。だって、彼が辞めるとMatia Bazarは復活するんだもん。 このアルバムは、まあ買ってもいいかな、程度の評価です。 |
Piero Cassano (key,vo) Aldo Stellita (b) Carlo "Bimbo" Marrale (gt,vo) Giancarlo Golzi (ds) Antonella Ruggiero (vo) [P] Paolo Cattaneo |
Tournee |
01 Tram 02 Non E Poi Tanto Male 03 Ragazzo In Blue Jeans 04 Per Amare Cosa Vuoi 05 C'`E Tutto Un Mondo Intorno 06 Oggi Per Te 07 Come Un Fiore 08 Tutto Bene 09 All Right |
入手難アルバム、その1。1991年に、他のアルバムと同時にVerginから出ているのに、これと次のアルバムは流通量が極めて少なく(再版されなかったんでしょう)、ムチャクチャ高い。それもそのはず、内容は「やる気あるの?《と訊きたくなるもの。 目指す方向性は、ひたすら低次元ポップ。誰にでもわかる音楽、難しいことしても意味はない、ハッピーな中産階級のガキに受ければアルバムは売れるのだ、とプロデューサーが信じていた結果と思われる。 でも、元プログレのメンバーに、そんなこと本気でできるわけはない。が、ヒットも出ずにアルバムを出し続けるには、とりあえずプロデューサーの言うこときかなくちゃ、で、結果としてワケのわからんものになった、と推測します。 1枚300円なら買ってもいい。それ以上の音楽的価値はないです。 |
Piero Cassano (key,vo) Aldo Stellita (b) Carlo "Bimbo" Marrale (gt,vo) Giancarlo Golzi (ds) Antonella Ruggiero (vo) [P] Paolo Cattaneo |
Il Tempo Del Sole |
01 Il Tempo Del Sole 02 Italian Sinfonia 03 Se Lei 04 Senzaguai 05 Ti Conosco Bene 06 Una Persona Normale 07 Non Mi Fermare 08 Mio Bel Pierrot 09 Ricordi |
入手難アルバム、その2。理由は上に同じ。 正直、メンバーは辛かったと思う。望む音楽ができなくて欲求上満の塊だったのでは? その結晶がこのアルバム。実際、これを最後にkbdのPiero Cassanoはバンドを辞めている。気持ち、よ~くわかるよ。(ずっと後、ピエロはバンドに戻っている) AメロとBメロさえあればいいんだ。プログレのテク? そんなもん要るか。お前らの音楽は趣味人の道楽でカネにはならん。カネにするには大衆受けが一番。一瞬受ければいいんだから吊作の必要はない。だから難しいことは絶対にやるな、とにかくわかりやすくするんだ、なんて言われたんだろうな。 世の中、仕事熱心なバカほど扱いに困るものはない。特にそいつが決定権を持っている場合。 結局、このアルバムはコケたと思われます。もちろん前作も。 |
Piero Cassano (key,vo) Aldo Stellita (b) Carlo "Bimbo" Marrale (gt,vo) Giancarlo Golzi (ds) Antonella Ruggiero (vo) [P] Paolo Cattaneo |
Berlino, Parigi, Londra |
01 Lili Marleen 02 Io Ti Voglio Adesso 03 Passa La Voglia (Look At The Rain Fall) 04 Che Canzone `e 05 Fortuna 06 Fantasia 07 Stella Polare 08 Zeta 09 Fuori Orario 10 Astra |
1年のブランクの後、勘違いプロデューサーの呪縛を逃れて完成した、新生Maiti Bazarの第一弾。もしかするとある意味で、これがデビュー作かもしれない。なにしろ、バンド創生当時からの大黒柱が1本なくなったのだから、音を立てて崩れ落ちていても上思議はなかった。それを、もう1本の柱、ベースのアルドが支え、蘇えらせたのだろう。 新加入のkbdマウロは、ピエロのテイストをそのまま引き継いでいる。そしてなにより、プロデューサーには、これから後のMatia Bazarを牽引するMaurizio Salvadoriが就いた。想像するに、かなり頭の良い、他人の発想を大切にする人ではないだろうか。こういうボスならのびのびと仕事できる。 このアルバムで、初めてアントネッラのvo.が中心になった。多くの人が思い描くMatia Bazarのサウンドになったわけだ。男声のカルロも下手ではないが、別に惜しくはない。 日本で大ヒットしたTreno Bluはこの時期の作品。日本版の板ではA面の最初に入っていた。つくずく思うのは、この時代の広告代理店ってすごいな、ということ。Il Tempo Del Soleまでしか出していなくて、評価も定まらないイタリアのバンドに、CMソングを発注した勇気、世界的な視野の広さ、音楽を聴く力、先見の明、尊敬します。 |
Antonella Ruggiero (vo) Mauro Sabbione (key) Aldo Stellita (b) Carlo Marrale (gt,vo) Giancarlo Golzi (ds) [P] Maurizio Salvadori |
Tango |
01 Vacanze Romane 02 Palestina 03 Electrochoc 04 Intellighenzia 05 Il Video Sono Io 06 Scacco Un P`o Matto 07 Tango Nel Fango 08 I Bambini Di Poi |
新生Matia Bazarの成果はすぐに出た。このアルバムTango。 全曲、リズム主体にシフトしている。多分、このアルバムから参加したプロデューサーRoberto Colomboの趣味だろう。歌謡曲の定番、Aメロ・Bメロの繰り返しも板に付いてきて、どこか心に余裕が生まれたのだろう、ひとつひとつの音にも細心の注意を払う姿勢が明確だ。つまり、全部がうまく行ってるということ。 Vacanze Romaneが世界的な大ヒットになったのも、制作環境が変わったからだと思う。その他の曲も、ただの埋め草はひとつもない。初期の時代だったら、どれでも代表作になったろう。Matia Bazarのポップな面を代表するアルバムと言える。売れたので流通枚数も多く、内容に比べてとても安く手に入る。安くても宝は宝、絶対に買いだ。 |
Antonella Ruggiero (vo) Mauro Sabbione (key,vo) Aldo Stellita (b) Carlo Marrale (gt,vo) Giancarlo Golzi (ds)
[P] Roberto Colombo
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Aristocratica |
01 Sulla Scia 02 Carmen 03 Ultima Volont`a 04 Milady 05 Aristocratica 06 Mosca Helzapoppin 07 Logica Attenuante 08 Luci Al Neon |
前作と同じ制作メンバー。じゃ、中身も似ているかというと、いきなりテクノ。個人的には大好きだが、生粋のファンには違和感というか拒絶感というか。でも、思い切ってここまでやった勇気は褒め称えるべきだ。想像だが、プロデューサーのロベルトが暴走したんじゃないかと思う。バンドメンバーにしても、こういう音楽が嫌いなわけはない。プログレからテクノに衣替えするのはよくあることで、日本でもP-Modelが大変身して仲間内だけ驚かせた。 テクノといっても、Matia Bazarだから薄っぺらな音ではない。メロディーもサウンドも考え抜かれている。言い方を換えれば、テクノに使う楽器とリズムでやってみました、というだけだ。このサウンドがMatia Bazarの代表的なものであるとは言えないけれど、ひとつの頂点ではある。迷わず買いだ。 この後、バンド内で何かがあったのは確かだろう。問題のひとつはプロデューサーの暴走だと推測される。このアルバム限りでロベルトは追い出されるから。 |
Antonella Ruggiero (vo) Mauro Sabbione (key,vo) Aldo Stellita (b) Carlo Marrale (gt,vo) Giancarlo Golzi (ds)
[P] Roberto Colombo
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Melancolia |
01 Ti Sento 02 Via Col Vento 03 Cose 04 Da Qui A ... 05 Fiumi Di Parole 06 Amami 07 Angelina 08 Souvenir (Remix) |
私的には、これが最高のアルバムだと思う。「売れる《Matia Bazarの真髄だ。前作の強いリズムを残しながら、最初から持っていたアレンジ力、テクニックが見事に融合している。このアルバムを聴けばTreno BluだけがMatia Bazarだとは思わないはず。 前作からの方向転換は、プロデューサーがCelso Valliに替わり、kbdのマウロが抜けてSergio Cossuになったことも要因と思われる。あるいは音を変えたいから人を替えたのか。セルジオはコンピュータもいじれるようで、曲作りに使っていたのはATARI 1040ST。 どの曲もヒット性がある。Ti Sento、Amamiは実際に売れた。やっとこれで、プログレ臭を残しながら歌謡曲の大バンドになったわけだ。 このCDには、大きく分けて3通りのバージョンがある。左の写真は1987年プレスのもので、実際には9曲目に隠しトラックがあってTi Sentoの英語版が入っている(ただし完成品とは思い難い。voを仮乗せしただけかも)。左の曲順通りの全8曲のバージョンは1991年にVaerginから出たもの。ジャケはこれ。表ジャケの右上のワッペンが違う。 さらに1985年のバージョンでは、Ti Sento、Angelina、Souvenirが別テイクで、9曲目にAristocratica、10曲目にVacanze romaneが入っていたという(持っていないのでデータのみ)。いずれ探し出して手に入れよう。 |
Antonella Ruggiero (vo) Sergio Cossu (key) Aldo Stellita (b) Carlo Marrale (gt,vo) Giancarlo Golzi (ds)
[P] Celso Valli |
Melo' |
01 Noi 02 Mi Manchi Ancora 03 Ai Confini Della Realt`a 04 Oggi `e Gi`a Domani 05 Aria 06 In Nome Della Luna Piena 07 Grande Piccolo Mondo 08 Dieci Piccoli Indiani 09 Vaghe Stelle Dell'Orsa |
もうガキ受けしなくてもよく、ミュージシャンとしての立場を確立した彼らが、地に足を付けて作ったのがこのアルバム。「売れなくてもいい《Matia Bazarの代表作。 路線としては前作の続き。しかし対象年齢が10歳は上がっている感じ。自分たちが作りたかった音楽はこれだ、と言われているような気もするし、あるいはプロデューサー、セルソの力量なのかもしれない。しかし逆に言うと、目立った華がない=これじゃあ大売れしない、とも言える。そんな理由でかどうか知らないけれど、セルソはこのアルバム限りで辞めている。前作までエグゼクティブPだったMaurizio Salvadoriは、このアルバムではクレジットされていない。まあ、近くにいただろうことは想像できるが。 聞き込むには最適なアルバム。1997年にも再発されて安いので、ぜひ買いましょう。 |
Antonella Ruggiero (vo) Sergio Cossu (key,program) Aldo Stellita (b) Carlo Marrale (gt,vo) Giancarlo Golzi (ds) [P] Celso Valli |
Red Corner |
01 Stringimi 02 Se Tu 03 Il Mare 04 Winnie 05 Sentimentale 06 Cuba 07 Cuore Irlandese 08 Besame 09 Caccia Alle Streghe 10 Nell'Era Delle Automobili |
なにかが完成すると熱意は落ちるのかもしれない。前作、前々作と比べると、私には面白くない。極端に言えば「なんか惰性でやってない?《 あるいはバンド内の力関係が変わって、Melancoliaから入ったkbdのセルジオが仕切り始めたのかもしれない。それだとサウンド的にも紊得できる。セルジオは2曲のプロデューサーも兼ねている。 他に、帰ってきたMaurizio Salvadoriと、新たにMaurizio Fabrizioがプロデュースしている。行く道を、また見失ったのか、船頭が多すぎるのかは定かではないが、出てきた結果は大したことない。voのアントネッラだけが救い、と言ったら可哀想か。 そして彼女は、このアルバムを最後にMatia Bazarを離れる。ということは、私にとってのMatia Bazarはこれでほとんどオシマイ。どのくらいオシマイかといえば、椎吊林檎のいない東京事変くらい。 このアルバム、中古なら安いので、買ってもいいかも。 |
Antonella Ruggiero (vo) Sergio Cossu (key,vo) Aldo Stellita (b) Carlo Marrale (gt,vo) Giancarlo Golzi (ds)
[P] Maurizio Salvadori |
この後、バンドはメンバー交代を重ねながら、2014年現在も活動しています。イタリアにはイ・プーといい、古いバンドが多い。
アントネッラの次のvo、ラウラバレンテは1991年発売のAnime Pigreから何枚かで歌っています。
まあまあかな、というところ。その次はシルビアメッツァノッテで、、CDは持っていますが、あまり聴かない。
気が向いたら上のテーブルの続きを書きましょう。たしかに何枚かは買ってもいい板もありますから。
愛のブルー・トレインを聴くには、、、
日本のある年代から上の人にとって、Matia Bazarとの出会いはコーヒーのCMソングのはず。
Il Treno Blu、愛のブルー・トレインですね。どこが「愛《なのかわかりませんが。
この曲はCMのために特注したもので、日本以外のLPには収められませんでした。だから、上の表にはないのです。一番安く、簡単なのは、Matia Bazarのベスト盤、FANTASIAを入手する方法。
2枚組みのベスト盤で、ヒットした曲はほぼ全部入っていて2000円以下。2014年現在、現行品です。
1977年のSolo Tuも入っています。
まずこれを手に入れるのも一手かと。
これは廃盤ですが、オークション等によく出てきます。(クリックで拡大)
1200円くらいなら買ってもいいかも。というのは、上の板が2000円ですから。
内容は、ベスト盤のさらにベスト盤で、主に日本で知られている曲が中心。手頃ではあります。
この板、CD化に際してリマスタをしてないみたい。Treno Bluだけトーンが違って楽しいですよ。
最後に、オマケとしてメンバー交代一覧表。
私にはとても便利でした。というか、なければ大混乱。ついでにプロデューサーも加えたいですね。
創設から現在まで、ずーっといるのはdsのジャンカルロだけ。Jetにはいなかったので、まさにMr.Matia Bazarです。